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サロモン/札幌・宮の森にSAPPORO EXPERIENCE BASEがオープン

2016年12月3日に札幌・宮の森にオールシーズンスポーツギアを結集させたショップ兼コミュニケーションスペース「SAPPORO EXPERIENCE BASE」がオープンしました。場所はさっぽろばんけいスキー場から約5分、大倉シャンツェの麓の自然豊かな地域です。

地域の景観に馴染んだ木造の外観

1階にはサロモン、アトミックのスキーギアのほか、サロモンのウェア、スントの最新モデルが並ぶショップ

1階のAMEA PERFORMANCE CENTERではギアに関する相談やメンテナンスのアドバイス

2階には、ベースボールやテニスギアで知られるウイルソン、カナダのプレミアルアウトドアブランド・アークテリクス、フランス発の自転車ギアメーカー・マヴィック、プレミアムサイクルパーツブランド・エンヴィの展示ショールームのほか、多目的ラウンジ&イベントスペースを確保。

床は北海道産の栗材、壁も道産の杉材に、札幌の家具職人が手掛けた椅子、苫小牧の照明作家による照明と、地産地消の内装が温かみを醸し出しています。建築家の伊達さん曰く「サロモンの故郷、フランス・シャモニの山小屋をイメージしつつ、できるだけ北海道内のものを使いたいと思い設計しました」とのこと。

スキーヤーにはお馴染み、サロモン、アトミック、アークテリクス、スントのほか、Stuben Magazineやスキーヤー児玉毅のフォトブックなども販売。

オープニングパーティでは、アメアスポーツジャパン岸野博社長(写真左)によるご挨拶。
「ここを作るまでに5年の歳月を使いました。物を売るだけでなく、体験を売る場所として活用いただきたいと考えています。それはスポーツカンパニーの使命。特に2階のイベントスペースは地域の子供たちが集まる場所として使っていただきたいですし、オリンピック選手を育成する場にできればと思います」

フランスからはサロモン本社の社長Jean-Marc Pambet氏(写真中)も駆けつけました。
「ここはブランドを知っていただく+体験してもらうことにチャレンジした場所です。アメアスポーツが取り扱う全ブランドが2階に集結し、スポーツ文化の発信基地。札幌の皆さんに、ブランドを知る前に、体験“エクスペリエンス”してもらえたら嬉しいです」

アメアスポーツジャパンの石田満さん(写真右)は、幼少から札幌の自然に囲まれて育った地元感覚をコミュニティーへ、四季を通じて遊びの提案を続けています。
「札幌・宮の森は古くからスキーの歴史が根付く地域。大倉シャンツェにはスキー資料館もあり、ここはスキーカルチャーを継いでいく文化的な場所と考えています。1947年創業以来、サロモンはいつの時代でも、革新的なプロダクトを世に送り出してきました。サロモンのコンセプトは、自由を追い求め自分自身の限界に挑戦する人々を応援すること。現在ではウインターギアのみならず、シューズやバック、アパレルまで、マウンテンスポーツブランドとして、成長を遂げて今現在も進化をし続けています。夏はトレランやトレッキング、冬はスノースポーツというように1年を通して体験を提案できる場所でありたいですね」
そう、まさに札幌のロケーションそのものが全て提案可能なのです。

SAPPORO EXPERIENCE BASEのスタッフは、スキー、スノーボード、トレランなどフィールドでの遊びに長けたメンバー

オープニングに合わせて開催された、アトミックのスキーヤー児玉毅とサロモンのスキーヤー佐々木明らによるトークイベント

フィンランド生まれのスポーツウォッチ・スントのワークショップ

今後さまざまなイベントを開催予定。
札幌のスキーヤーはもちろん、道外からも訪れてみたい新スポットの誕生です。

(写真/嶋貫泰至 文/Stuben Magazine)

SAPPORO EXPERIENCE BASE
http://seb.amersports.jp/

アメアスポーツジャパン
http://www.amerjapan.com/

サロモン
http://www.salomon.com/jp/

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