雪国の住まいの話
Stuben Magazineでは毎号、ご協賛企業の皆様を巻末ページでご紹介しています。5号には「hu:mu」という札幌の建築設計事務所が仲間入りしました。写真に写る建物は、ニセコの豊かな森に佇むウパシギャラリーです。
設計を手掛けたフームの一級建築士・宮島豊さんが、ウパシギャラリーについてこちらにご紹介くださっていますのでぜひご覧ください。
自然に溶け込む景観、エネルギーの流失を避ける設計、地元の自然素材と職人の採用、木々を生かす庭づくり。ウパシギャラリーは、渡辺洋一がスキーを通して関心を寄せていった自然環境に配慮した省エネルギー空間であり、Stuben Magazineはここで製作されています。
そして長年、この編集室に通い、雪国の暮らしを傍らで見つめてきた編集の尾日向は、いつかは自分もと夢を抱き2020年から信州での生活をスタート(Stuben Magazine05にコラム掲載)。エネルギーの自給を目指し、太陽光発電に挑戦。その様子はこちらのサイトで紹介されています。
Stuben Magazine02では「山岳リゾートと自然エネルギー」という特集を組みました。また、各号で自然に寄り添った暮らしを続けている人々を紹介しています。気象変動を身近に感じる昨今、雪の恩恵を受けている私たちは、豊かな自然環境を未来に引き継ぐために、自分たちの暮らしをどう変えていくべきなのか。微力ながらも実践と学びの日々を過ごしています。